図書館より借りた本。
川村裕子『王朝文学入門(角川選書 489)』(角川学芸出版, 2011.5)
honto.jp
・自分にとっては専門外の中古文学、特に王朝文学の流れを概説。復習目的に読んだ。
・物語・随筆文学7作品「竹取物語」「うつほ物語」「落窪物語」「伊勢物語」「大和物語」「源氏物語」「枕草子」、および日記文学5作品「土佐日記」「蜻蛉日記」「和泉式部日記」「紫式部日記」「更級日記」と、便利な「王朝文化ミニ事典」で構成。
・著者なりの王朝文学の読み方を提示。入門、概説書としてはなかなか読みやすいのでは。現代語訳の案内等が付いていれば、古典初読者にとってより親切な本になると思われる。